「Xbox」「Skype」を支える仮想SDNとは?「Microsoft Azure」を構成するネットワーク

米Microsoftが運用する「Microsoft Azure」。このネットワークを支える仮想SDNアーキテクチャの仕組みを紹介する。

2014年04月22日 12時00分 公開
[Shamus McGillicuddy,TechTarget]

 米Microsoftは2014年3月に開催された「Open Networking Summit」で、複数のデータセンターで運用する同社のクラウドサービス「Microsoft Azure」を支える仮想SDN(Software-Defined Network)を紹介した。

 Microsoft Azureネットワークの仮想SDNアーキテクチャは、同ネットワークのコントロールプレーンとデータプレーンを大規模に分散することでスケーラビリティを実現している。このアーキテクチャでは、それぞれ特定のアプリケーション、ネットワークサービス、機能専用の多数のコントローラーが連携して機能している。データプレーンと全てのレイヤー4〜7サービスおよびポリシーは、Microsoft Azureデータセンター内の全ハイパーバイザーホストにわたって実装されている。

コントローラーは1つだけではない

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news088.png

企業のSNS活用実態 最も使われているのはX? Instagram?
企業はSNSをどのように活用しているのか。調査PRサービスを提供するPRIZMAが、最も使われ...

news055.jpg

日本のモバイルアプリトレンド2025 クロスデバイス戦略とMMMの重要性とは?
急速に進化するモバイルアプリ市場においてAIと機械学習の活用が本格化し、マーケティン...

news140.jpg

中国政府がTikTok売却先としてイーロン・マスク氏に白羽の矢? うわさの真相は……
米国で禁止か売却か――。判断が迫られるTikTokに驚きの選択肢が浮上した。売却先の一つ...