SDN(Software Defined Networking)とは何なのか。どのような価値が期待できるテクノロジなのか。本稿では2013年10月15〜17日に開催された「ガートナーシンポジウム 2013」からガートナー ジャパン リサーチ部門 ITインフラストラクチャ&セキュリティ ネットワーク担当 リサーチ ディレクター 池田武史氏の講演「企業はSDNとどう向き合うべきか」をリポートする。
クラウドコンピューティングやサーバ仮想化の進展で、ITインフラはこれまでよりも一層、自由度の高い設計、柔軟で迅速な構成変更が求められるようになっている。また、モバイル端末の導入も企業のITインフラ構造に少なからぬ影響を及ぼしている。そうしたテクノロジの変革は、ネットワークにおいても例外ではない。従来のネットワークでは、ネットワーク機器の設置や配線などの物理的な構築作業、各種ネットワーク機器の設定など、煩雑な作業が伴う。こうした作業が今後いらなくなるわけではないが、クラウドや仮想化、モバイルといったテクノロジの変化のスピードについていくには、ベストエフォートで手作業中心のIPネットワークから、柔軟で素早いネットワークへと変わっていく必要がある。
こうしたネットワークへの変化の需要を受けて、ネットワークの設計、構築、運用を、物理的な作業ではなく、ソフトウェアで柔軟に設定できるようにしようとする取り組みがSDNだ。
SDNのアーキテクチャを理解するに当たり、ネットワークを大きく3階層に分けて考えてみる。
コロナ禍における「ご自愛消費」の現状――スナックミー調査
「ご自愛消費」として最も多いのは「スイーツやおやつ」で全体の68%。その他、ランチ38...
正月三が日のテレビ視聴は過去10年間で最高値――ビデオリサーチ調査
正月三が日の総世帯視聴率(HUT)は過去10年で最高値となり、年末年始のテレビ視聴は例年...
KOLやKOCによる口コミを創出するために必要なこと
中国向けにマーケティングを行う上で重要なのが口コミである。口コミには友人・知人間で...