米Microsoftが素晴らしい競争戦略を打ち出した。「Microsoft Office」製品(「Word」「Excel」「PowerPoint」)の完全なスイートを、競合企業である米Appleの現在最も勢いのあるプラットフォーム「iPad」で利用できるようにしたのだ。これは、これまでのブランド競争の歴史の中で非常に巧妙な戦術の1つだろう。
この展開はある程度予想されていた。Microsoftは2013年に、大幅に機能を限定したiPhone用のOfficeをリリースしている。今回リリースした「Microsoft Office for iPad」(以下、Office for iPad、国内で未提供)は抜け目のない戦略である。ほぼ確実視されていることだが、Appleがタブレット市場で覇権を握った場合でも、Microsoftは広く普及しているOfficeスイートを通じて利益を得ることが約束されているも同然だ。Office for iPadがユーザーの期待するレベルに達していれば賢い戦術といえる。
このリリースされたばかりのOffice for iPadを評価するため、米TechTargetでは実際にiPadにインストールして試してみた。
面白い広告は記憶に残るが、ユーモアを活用できている企業は少ない――Oracle調査
ユーモアを取り入れたブランドは支持され、ロイヤルティーが高まり、顧客は再び購入した...
マクドナルドvsバーガーキング ネット戦略がウマいのはどっち?
「ITmedia マーケティング」では、気になるマーケティングトレンドをeBookにまとめて不定...
マーケターなら知っておきたい「Googleが次に可能にすること」 Google I/O 2022で発表の新機能まとめ
「検索」「地図」「ショッピング」他、Googleが年次開発者会議「Google I/O 2022」で紹介...