プライバシーマークの取得/更新のために、従業員に対してセキュリティに関する教育を行ったり、試験を行うのは意外にコストと時間がかかる。教育と試験をオンラインで全て行うサービスをシアトルコンサルティングが発表した。
シアトルコンサルティングは、オンラインを活用して企業のセキュリティ教育を支援するWebサービス「Secuo NEO」を2015年4月1日に提供開始した。同サービスは、企業がプライバシーマーク(Pマーク)の取得/更新のために従業員に対して行うセキュリティ教育と試験をオンラインで提供する。
Secuo NEOの教材は、テキストベースのコンテンツを使っている。教材画面をクリックすることでページがめくれるので、従業員は本を読む感覚で勉強が可能だ。試験もオンラインで受験可能。システムが自動採点するので、従業員は試験結果や各問題の解答、解説を確認できる。
セキュリティ担当者は、管理画面を使うことで、試験の未合格者および未受験者の管理や受験者数、従業員の平均点といった、従業員の教育状況を確認できる。加えて、Secuo NEO は、Pマーク取得やセキュリティ規格更新などの資料作成時用に、試験結果をCSV形式で出力する機能も備える。
Secuo NEOの教材と試験は、エイム・ソフトのセキュリティコンサルタント監修の下でシアトルコンサルティングが制作している。希望に応じて、企業ごとに教材と試験を制作することも可能だ。
同サービスは、「Google Chrome」「Internet Explorer 10」以降のWebブラウザ、「iOS 7.1」以降の「iPhone」「iPad」「Android 4.1」以降のデバイスに対応している。
料金(税別)は、初期費用3万円。基本料金は、ユーザー上限により下記のように変動する。
※500人以上の場合は個別見積もり。
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