「標的型攻撃」がセキュリティの常識を変えた――“アンチウイルス死亡論”の真実「サンドボックス」にまつわる疑問を解く【第1回】(2/2 ページ)

2015年07月29日 08時00分 公開
[太田浩二トレンドマイクロ]
前のページへ 1|2       

特徴2:内部活動における正規ツール

 一方、攻撃者がセキュリティ対策をすり抜ける方法に関しても、より巧妙化しています。リモートアクセス型トロイの木馬(RAT)など、攻撃者が初期侵入で利用する遠隔操作ツールは、自動作成ツールを用いてカスタマイズされた形で生成されます。

前のページへ 1|2       

ITmedia マーケティング新着記事

news099.jpg

ソーシャルメディア利用年齢規制でMetaより損をするのは?
ソーシャルメディアの利用は16歳以上に制限されるべきなのだろうか。そうだとしたら、実...

news205.jpg

台湾の旅行者の77.4%、米国の旅行者の53.6%は1年以内に日本を再訪したい――JTB総合研究所調査
訪日インバウンド旅行者の中にはリピーターとなる人も少なくありません。そこで、次回の...

news163.jpg

電通グループがRobloxと組んで次世代コンテンツクリエイターを支援 その背景は?
電通グループがゲームプラットフォーム「Roblox」を活用した次世代クリエイター支援プロ...