「Microsoft Office」よりも「一太郎」が狙われる? 標的型攻撃の国内動向Japan IT Week春 2015リポート

国内において、標的型攻撃を取り巻く現状はどうなっているのか。総合ITイベント「Japan IT Week春 2015」での標的型攻撃に関する講演を基に解説する。

2015年05月21日 08時00分 公開
[鳥越武史TechTargetジャパン]
写真 トレンドマイクロの新井氏

 特定の組織を狙った標的型攻撃では、どのようなマルウェアや攻撃手法が利用されているのか。攻撃を成功させるべく、攻撃者が狙うソフトウェアとは何か。総合ITイベント「Japan IT Week春 2015」では、トレンドマイクロの上級スレットディフェンスエキスパートである新井 悠氏が講演。国内の標的型攻撃に関する実態や技術動向について解説した。本稿ではその内容を紹介する。

関連記事

標的型攻撃の特効薬はない。ただし、対策をすべき箇所を見極めることで、効果的な対策が可能になる。では、どこに注目すべきか? ネットワークセキュリティの観点から整理する。


「標的型メール」に異変

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...