国立長寿医療研究センターが2012年4月に発足させた「長寿バイオバンク」。その運用効率を高めるために同センターが採用したシステムを紹介する。
全国に6つある国立高度専門医療センター(ナショナルセンター)は2014年4月、厚生労働省の所管事業の1つとして「ナショナルセンター・バイオバンクネットワーク」(NCBN)を構築した。バイオバンクとは、同意した患者から手術や検査で採取した血液や細胞、組織などの生体試料を保存・管理し、病態の解明や新たな診断法/治療法開発などの研究利用のためにさまざまな機関に分配する組織だ。
NCBNは、各ナショナルセンターが専門とする医療研究領域に関する生体試料や付随する臨床情報をそれぞれ保管・管理するデータベースを構築。研究者や民間企業が各センターの生体試料や研究情報を検索できるようにした。本稿では、その中からナショナルセンターの1つである国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)における、「国立長寿医療研究センターバイオバンク」(以下、長寿バイオバンク)を支えるITの仕組みを紹介する。
次世代生成AIで優位に立つのはMeta? Google? それともマスク氏のあの会社?
生成AI時代において、データは新たな金と言える。より人間らしい反応ができるようになる...
GoogleからTikTokへ 「検索」の主役が交代する日(無料eBook)
若年層はGoogle検索ではなくTikTokやInstagramを使って商品を探す傾向が強まっているとい...
B2B企業の市場開拓で検討すべきプロセスを定義 デジタルマーケティング研究機構がモデル公開
日本アドバタイザーズ協会 デジタルマーケティング研究機構は、B2B企業が新製品やサービ...