さまざまな定義が存在するビッグデータ。医療・ライフサイエンスのエキスパートは、医療ビッグデータでは5つの「V」が重要になると語る。医療ビッグデータを支えるインフラ基盤を探る。
IT技術が医療やライフサイエンス分野にもたらした恩恵は、大きく2つ挙げられる。1つは「膨大な情報処理が可能になり、より詳細かつ精度の高い研究ができるようになった」こと。もう1つは「X線装置やフローサイトメーター(注)などのライフサイエンス機器のデータを集約し、多角的な研究が可能になった」ことだ。
※注:フローサイトメトリー(細胞分析手法)に用いる測定装置。細胞の浮遊液や懸濁液を細管に通して、細胞数の計測や蛍光、散乱光の測定などを短時間で多量に行う。
その一方で、データ量も増えてビッグデータ化した結果、新たな課題が生まれている。米EMCのIsilonストレージ部門 ライフサイエンス CTO(最高技術責任者)であるサンジェイ・ジョシ氏は、医療ビッグデータの現状や課題を5つのキーワードで説明する。同氏は、ライフサイエンス機器の開発や、ゲノミクスやプロテオミクスの研究などライフサイエンス分野に25年以上従事してきたエキスパートだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。