医療ビッグデータの意義が分かる5つの「V」有識者に聞く医療ビッグデータの現在と未来(1)

さまざまな定義が存在するビッグデータ。医療・ライフサイエンスのエキスパートは、医療ビッグデータでは5つの「V」が重要になると語る。医療ビッグデータを支えるインフラ基盤を探る。

2015年05月20日 08時00分 公開
[谷崎朋子]

医療ビッグデータのメリットと課題とは?

photo 医療ビッグデータを支えるインフラ基盤の例(ジョシ氏提供資料より)《クリックで拡大》

 IT技術が医療やライフサイエンス分野にもたらした恩恵は、大きく2つ挙げられる。1つは「膨大な情報処理が可能になり、より詳細かつ精度の高い研究ができるようになった」こと。もう1つは「X線装置やフローサイトメーター(注)などのライフサイエンス機器のデータを集約し、多角的な研究が可能になった」ことだ。

※注:フローサイトメトリー(細胞分析手法)に用いる測定装置。細胞の浮遊液や懸濁液を細管に通して、細胞数の計測や蛍光、散乱光の測定などを短時間で多量に行う。

 その一方で、データ量も増えてビッグデータ化した結果、新たな課題が生まれている。米EMCのIsilonストレージ部門 ライフサイエンス CTO(最高技術責任者)であるサンジェイ・ジョシ氏は、医療ビッグデータの現状や課題を5つのキーワードで説明する。同氏は、ライフサイエンス機器の開発や、ゲノミクスやプロテオミクスの研究などライフサイエンス分野に25年以上従事してきたエキスパートだ。

医療ビッグデータで重要な5つの「V」とは?

ITmedia マーケティング新着記事

news065.jpg

アップルのiPad Pro炎上CMにサムスンが一撃 「クリエイティビティーはCrushできない」
Appleらしからぬマーケティングの失敗から数日後、Samsungは「Galaxy Tab S9」を訴求する...

news063.jpg

電話・スマホでのコミュニケーションは「通話」? 「テキスト」?
クロス・マーケティングが全国の20〜69歳男女を対象にした調査によると、電話やスマホで...

news061.png

商品のパッケージが変わると購入意欲につながる?
商品のパッケージデザインの一新が新規購入とその後のリピート購入にどの程度つながって...