2016年06月07日 12時00分 公開
特集/連載

Appleの「iCloud」がGoogleクラウドを選んだ理由AWSに対して存在感を増すライバルたち(1/2 ページ)

AWSは今もなお順調な売り上げを公表しているが、その数値を詳しく調べてみると、その勢いに陰りが見えてくる。また、ライバルとの競争も激化している。

[Jeff Kaplan,TechTarget]
Predix(出典:GE)《クリックで拡大》

 Microsoftの「Microsoft Azure」(Azure)の急上昇やGoogleの積極的な活動に加え、クラウド市場のサービスや製品の品ぞろえの豊富さを見ると、Amazon Web Services(AWS)は同社のクラウドサービス「Amazon Web Services」(AWS)のライバルに対して優勢な状態を維持できるのかどうかは甚だ疑問だ。

 Amazon.comは2016年1月、子会社のAWSが2015年度の第4四半期に24億ドルの売り上げを達成したと発表している。これは、対前年比で69.73%の増加だ。この四半期の成長率は、78%増の2015年第3四半期から低下している。だが、実際の額面では、2015年第3四半期の20億8千万ドルから大幅な増加を見せている。AWSは2015年に総額70億88百万ドルの売り上げを計上している。

 AWSの成長率が鈍っているのは、同社によるクラウド市場の支配が終わりを迎えようとしている兆しだと主張する業界関係者もいる。彼らは、近年のAWSのライバルの成功を指摘する。Azureや「Office 365」などをはじめとするMicrosoftのクラウドサービスは、今や同社の総収益の3分の1を占めるようになっている。Microsoftは、同社のクラウドサービスの売り上げが94億ドルになり、2018年には200億ドルに達するという予測を発表している。

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