米Microsoftによるハイブリッドクラウドの推進が功を奏し、Windowsを利用している企業の間で「Microsoft Azure」の導入が進んでいる。だが、Azureの全ての顧客がこのクラウドプラットフォームを十分に活用しているわけではない。
米Microsoftが5年前にAzureをリリースしたとき、多くの企業のIT部門がそのメリットに懐疑的だった。当時、IaaS(Infrastructure as a Service)に重点を置き、豊富なWebサービスを提供していた米Amazon.comの「Amazon Web Services(AWS)」とは異なり、AzureはPaaS(Platform as a Service)で、その提供サービスは乏しかった。
「AzureはIT部門にとって分かりにくかった。多くのリファクタリング作業を行うことなく、簡単にオンプレミスアプリをAzureに移行することはできなかった。IaaSを提供し、移行支援戦略も打ち出していたAWSを導入する方が、はるかに理にかなっていた」と、米コンサルティング会社Directions on Microsoftのアナリスト、ロブ・サンフィリポ氏は語る。しかし、Microsoftは昔から後追いを得意としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...