米GoogleのIaaS「Google Compute Engine」は、一般提供が始まってから1年未満である。にもかかわらず、既に大きな影響力を持ち始めている。本稿では、このクラウドサービスの主な特徴を紹介する。
米Googleは、IaaS(Infrastructure as a Service)市場で優位な地位を確保するため、米Amazon Web Services(以下、Amazon)の「Amazon Web Services」(以下、AWS)に対抗する主張を展開している。だが、同社のIaaSである「Google Compute Engine」(以下、GCE)は、AWSの競争相手として力不足ではないのだろうか。
GoogleがGCEの一般提供を開始してから、まだ1年もたっていない。しかしながら、既に大きな影響力を持ち始めている。IaaSに分類される同サービスの比較対象となるのは、「Amazon Elastic Compute Cloud」(以下、EC2)である。
GCEには、負荷分散やDNSサーバ、仮想マシン(以下、VM)を管理するAPIが用意されている。GCEの中核となるコンポーネントはVMである。VMでは、実行するアプリケーションに応じて、必要なCPUとRAMの組み合わせを設定する。
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