Surface Pro 4は次の構成で販売されている。
いずれも、OSは64bitの「Windows 10 Pro」だ。基本モデルは899ドル(国内販売価格12万4800円《税別》、以下同じ)で、1つ上の構成にすると価格が100ドル(1万5000円)上乗せされ999ドルだ(13万9800円)になる。なお、基本モデルと「Surface Pro 4 Type Cover」を一緒に購入すると1029ドル(14万1200円)、基本モデルと「指紋認証センサー搭載Type Cover」を一緒に購入すると1059ドル(14万5280円)になる。
ThinkPad X1 Tabletの構成はさまざまだ。プロセッサはIntelの「Core m3」「Core m5」「Core m7」、RAM容量は4GB、8GB、16GB、SSD容量は128GB、192GB、256GB、512GB、1TBから選択できる。OSは、構成に応じて64bitの「Windows 10 Home」またはWindows 10 Proを選択できる。
以前のレビューで説明したように、Lenovoやサードパーティーの小売業者はLenovo製品に対して値引きをしている。そのため、ThinkPad X1 Tabletの正確な価格を特定することは難しい。だが、ThinkPad X1 Tabletの基本モデルの価格は大抵、Surface Pro 4の基本モデルの価格よりも少し安くなっている。
本稿執筆時点で、Intelの「Core m3-6Y30MB」プロセッサ、4GBのLPDDR3 SDRAM 1866MHz、Microsoftの「Windows 10 Home」(64ビット)、128GBのSSD(SATA3)を搭載し、ThinkPad Pen Proが付属した構成のThinkPad X1 Tabletの値引きが適用されて809.10ドルで販売されている。ただし、通常価格は899ドル(注2)だ。これにキーボードを追加すると、値引き後の価格は935.10ドルで、通常価格は1039ドルになる(注3)。
※注2:日本では15万650円。Lenovo直販モデルで構成がほぼ一致する「ThinkPad X1 Tablet:エントリーパッケージ」からキーボードを外した価格。
※注3:日本では17万5500円。Lenovo直販モデルで構成が一致する「ThinkPad X1 Tablet:エントリーパッケージ」の価格。
Surface Pro 4の基本モデルと、ThinkPad X1 TabletのCore m7、RAM 8GB、SSD 256GB搭載のモデルをレビューした結果を紹介する。パフォーマンスについては、ThinkPad X1 Tabletが明らかに優れていた。というのも、スペックの高いモデルを使用したからで、同じスペックのモデル同士ならパフォーマンスは同程度と予想される。バッテリー持続時間については、両方可もなく不可もない。Intelの「Core m」プロセッサ搭載モデルなら辛うじて1日使用できるくらいだ。Surface Pro 4の上位モデルは、普通の使い方でも1日は持たないと推測される。
本稿執筆時点で、レビューに使用した構成のThinkPad X1 Tabletはキーボード付きで1689ドル(23万500円)だ。これは、Surface Pro 4のCore i5、SSD 256GB搭載モデルとほぼ同額である。Surface Pro 4をRAMが8GBでSurface Pro 4 Type Coverと一緒に購入すると1429ドル(19万6200円)、指紋認証センサー搭載Type Coverの場合は1459ドル(20万280円)となる。
同じスペックのモデル同士では、購入の判断を左右するほどのパフォーマンスの違いは見られない。上位モデルになると、コストパフォーマンスの点でSurface Pro 4に軍配が上がる。というのも、第6世代のCore i5がCore m7にパフォーマンスで勝っており、その他の点は全て互角であるからだ。
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