「Microsoft Edge」からパスワードを盗む攻撃手法が判明、対策はほぼなし?「Row Hammer」を悪用

セキュリティ研究者が、Windows 10の標準ブラウザ「Microsoft Edge」を攻撃する新たな手口を明らかにした。効果的な対策はあるのか。

2016年10月21日 12時00分 公開
[Nick LewisTechTarget]
画像 研究者が明らかにしたRow Hammer悪用攻撃とは

 あるセキュリティ研究者が、メモリ重複排除と、「Row Hammer」(メモリセル間の干渉が引き起こすエラー)のエクスプロイト(攻撃コード)を組み合わせた攻撃の概念実証を発表した。JavaScriptを使ったこの攻撃では、攻撃者が「Windows 10」で稼働するWebブラウザ「Microsoft Edge」に対する読み取り/書き込みアクセス権限を入手できる。企業にとってこの脅威は重大なのか。この脅威に対策はあるのか。

Row Hammerエクスプロイトの危険度

ITmedia マーケティング新着記事

news136.png

ジェンダーレス消費の実態 男性向けメイクアップ需要が伸長
男性の間で美容に関する意識が高まりを見せています。カタリナ マーケティング ジャパン...

news098.jpg

イーロン・マスク氏がユーザーに問いかけた「Vine復活」は良いアイデアか?
イーロン・マスク氏は自身のXアカウントで、ショート動画サービス「Vine」を復活させるべ...

news048.jpg

ドコモとサイバーエージェントの共同出資会社がCookie非依存のターゲティング広告配信手法を開発
Prism Partnerは、NTTドコモが提供するファーストパーティデータの活用により、ドコモオ...