さようならIE、「Microsoft Edge」が挑むWebブラウザセキュリティの極北仮想化技術でマルウェアの社内感染を防ぐ

Microsoftは、「Microsoft Edge」に新しいセキュリティ機能を追加すると発表した。どのような場面でどのように威力を発揮する機能なのか紹介する。

2016年10月06日 07時00分 公開
[Ramin EdmondTechTarget]
Bromiumの公式Webページ《クリックで拡大》

 企業のセキュリティにとって最大の脅威の1つに、社内ユーザーの存在がある。「Windows 10」で使えるWebブラウザ「Microsoft Edge」(Edge)に搭載予定の新しいセキュリティ機能は、社内ユーザーがもたらす脅威の軽減に役立ちそうだ。

 「Windows Defender Application Guard」(WDAG)は、ユーザーが改ざんされたWebサイトにアクセスしたり、各種のコンテンツに含まれる悪意あるリンクをクリックしたりした場合に、企業をマルウェアから保護する役割を果たす。この機能はセキュリティソフトウェアベンダーBromiumの技術をベースとしており、仮想化技術を用いて、マルウェアがデバイスの他の領域や社内ネットワークに広がるのを阻止する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news119.jpg

Metaの広告はますますAI中心に 新たなツール「最適化スコア」とは?
Metaの2025年ビジネス注力領域とAIを活用したツールをはじめとした広告ソリューションの...

news045.jpg

マーケターの仕事はなくなる? AIが変えるソーシャルメディアの未来【後編】
AIが変えるソーシャルメディアの未来について5つの視点で考察。後編では「創作の民主化」...

news006.jpg

日本のリテールメディアはまず店舗から 今こそ知りたい「インストア広告」の現在
今回はインストア(店舗内)広告のデジタル化という観点から、リテールメディアに注目し...