“危険なIE”にさようなら 新ブラウザ「Microsoft Edge」は“究極の安全”実現か豊富なセキュリティ機能をレビュー(1/2 ページ)

Windowsの新たな標準ブラウザ「Microsoft Edge」は、「Internet Explorer」での経験を教訓に、豊富なセキュリティ機能が実装されている。詳しく説明しよう。

2015年08月20日 08時00分 公開
[Michael CobbTechTarget]
画像 Microsoft Edgeは、IEと比べてセキュリティ機能が強化されている(画面はMicrosoft Edgeの公式サイト)《クリックで拡大》

 1995年のリリース以来、米Microsoftの「Internet Explorer」(以下、IE)は最も広く使用されてきたWebブラウザだ。にもかかわらず、セキュリティ業界からの評判は必ずしも芳しくない。

 IEの登場初期の数バージョンは、さまざまな攻撃に対して明らかに脆弱だった。MicrosoftはIEの改良とセキュリティ機能の追加を続け、バージョンアップごとにこうした攻撃に対処してきた。

 だがIEに関する数年にわたるセキュリティ問題と失敗を経て、Microsoftはついに大きな決断を下し、「Microsoft Edge」をIEの後継にした。最新OS「Windows 10」では互換性の問題を考慮し、「IE 11」も依然として利用可能にしているものの、Microsoft EdgeをWindows 10のクライアントPC版、スマートフォン版、タブレット版におけるデフォルトのWebブラウザにしている。

Microsoft Edgeのセキュリティ機能

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news136.png

ジェンダーレス消費の実態 男性向けメイクアップ需要が伸長
男性の間で美容に関する意識が高まりを見せています。カタリナ マーケティング ジャパン...

news098.jpg

イーロン・マスク氏がユーザーに問いかけた「Vine復活」は良いアイデアか?
イーロン・マスク氏は自身のXアカウントで、ショート動画サービス「Vine」を復活させるべ...

news048.jpg

ドコモとサイバーエージェントの共同出資会社がCookie非依存のターゲティング広告配信手法を開発
Prism Partnerは、NTTドコモが提供するファーストパーティデータの活用により、ドコモオ...