2016年12月16日 08時00分 公開
特集/連載

VDIを上回るメリットがない? 期待のDaaSが想定外に普及しないワケ管理やインフラのコスト削減では期待されるDaaS

DaaSを利用すれば、企業はVDIの複雑さや高いコストを回避できる。だが一部のIT部門は、DaaSの利便性やクラウドのセキュリティに懸念を抱き、導入をためらっている。

[Ramin Edmond,TechTarget]
デスクトップ仮想化の構成(参照:デスクトップ仮想化の仕組みとメリット)《クリックで拡大》

 DaaS(Desktops as a Service)には幾つか、VDI(仮想デスクトップインフラ)にはないメリットがある。それにもかかわらず、一部のIT部門はDaaSの導入に消極的だ。

 DaaSはVDIと同様のメリットを多数提供する。それに加え、DaaSはクラウドであることから、管理コストやインフラコストの削減も期待できる。だがITプロフェッショナルの中には、DaaSに対して慎重な人たちもいる。デスクトップ配信は自分たちで管理したいという考えからだ。

 「もし誰かにDaaSに投資するように言われても、そうしないだろう。自分たちの環境は自分たちで管理できるようにしておきたいからだ」。Citrix Systemsの仮想化プラットフォーム「Citrix XenApp」を利用しているというTri-Counties Regional CenterのCIO、ドミニク・ナムナス氏はそう語る。

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