モノのインターネット(IoT)の取り組みが加速する中、攻撃者はIoTを新たな攻撃の舞台だと捉え、活動を活発化させている。新たな脅威の実態と対策を探る。
ネットワークを介したモノ同士のつながりから、新たな価値を得ようとする「モノのインターネット」(IoT)。一部の製造業が先行していたIoTの取り組みは、その裾野を急速に拡大。今や業種や規模を問わず、さまざまな企業でIoTの可能性を追求する動きが活発化している。
新たなビジネスの場として企業が期待を寄せるIoTは、攻撃者にとっても魅力的に映る。ネットワークにつながるIoTデバイスが増加し、そこでやりとりされるデータが増えるほど、セキュリティのリスクは当然ながら高まる。IoTデバイスの中には、従来はネットワーク接続が前提ではなかったデバイスも少なくない。残念ながら、全てのIoTデバイスに十分なセキュリティ対策が施されているとは言い切れないのが現状だ。
こうした中、IoTデバイスの脆弱(ぜいじゃく)性を巧みに突くマルウェアが登場し、実際に実害をもたらし始めている。TechTargetジャパンの人気記事を再構成した本資料では、こうしたIoTマルウェアの代表格である「Mirai」について整理した上で、企業が取るべきIoTセキュリティ対策の方向性を考える。
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