Microsoftが教育市場に向けて発表した「Windows 10 S」は、適切なデバイスとの組み合わせで、教育機関からの支持を集める「Chromebook」に取って代わる可能性がある。
Microsoftは、同社の新たな簡略版OSである「Windows 10 S」の照準を教育機関に定めている。このWindows 10 Sは、Acerが最近発表した、ノートPCとしてもタブレットとしても使える2-in-1デバイス「TravelMate Spin B1」(国内販売は未定)に適したOSのようだ。実際にAcerは、Windows 10 S搭載モデルのTravelMate Spin B1を市場投入する考えだ。
TravelMate Spin B1は、11.6型ディスプレイを搭載したノートPCで、360度フル回転するヒンジを備える。学習者であれば、スタイラスペンとWindows 10の手書き機能「Windows Ink」を活用して、例えば学期末のレポートをキーボードで入力する操作から、授業中に手書きでメモを取る操作へと素早く切り替えることができる。
オンラインストアによっては300ドル未満で購入できるTravelMate Spin B1は、手頃な価格によって教育分野で優位に立つGoogle「Chromebook」の現実的な代替品になる可能性がある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
FacebookやXなど主要SNSで進む「外部リンク制限」の実態 唯一の例外は?
ソーシャルメディアはかつてWebサイトへの重要な流入経路であった。しかし、最近は各プラ...
生成AIとAR/VRで失った個性を取り戻す――2025年のSNS大予測(Instagram編)
万能だが特徴のはっきりしない「何でも屋」と化したInstagram。2025年の進化の方向性を予...
「AIネイティブ世代」の誕生 10代のAI活用度合いは?
博報堂DYホールディングスのHuman-Centered AI Instituteは、AIに対する現状の生活者意識...