コミュニケーションプラットフォームが複数存在すると、IT部門のコラボレーション管理は難しくなる。また、社内に存在するアプリの種類が多くなり過ぎると、全体の効率が低下する。
企業にさまざまなグループコラボレーションソフトウェアが存在すると、プラス面よりもマイナス面が大きくなる。本来、チームコラボレーションとは同じ目標に向かって連携することだ。だがニーズがぶつかり合うとこれが難しくなる。コラボレーション作業のほとんどが1つの部門内や業務内で行われるのであれば、各チームが独自のグループコラボレーションソフトウェアを求める理由は理解できる。
とはいえ、コラボレーションは多くの場合、部門、事業単位、支社にまたがっている。ソフトウェアを複数導入することは、企業全体をサポートする一元管理型のコラボレーションプラットフォームを用意することに比べて効率が悪い。
企業は、各チームで調整をする必要がある。グループコラボレーションソフトウェアの理想は、各チームの希望に完全に合わせることになるだろう。その逆は、IT部門が全社共通のコラボレーションプラットフォームを1つだけ用意し、適切なアプリケーションも提供せず、カスタマイズのニーズに応じる柔軟性もない場合だ。
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ビジネスにおけるさまざまなシーンで活用されている「PDF」。昨今、業務効率化や生産性向上、コスト削減を図るべく、PDF運用を見直す機運が高まっている。この実践を支えるソリューションの機能や特徴、活用方法を紹介する。
業務マニュアルは使われて初めてその効果を発揮するが、そもそも見られていないことから、業務課題を一向に解決できないという企業は多い。“活用されるマニュアル”を作成・共有するには、どんなポイントを押さえるべきか。
マニュアル作成において、90%以上の組織がビジネスソフトを利用しているが、それでは活用されるマニュアルへのハードルは高い。きちんと現場に使われるマニュアルにするために、ノウハウを把握しておきたい。
製造業では、不適合品を極力減らすカイゼンの取り組みが重要だ。ある調査によると、不適合品発生の原因の多くは「人」と「方法」に関連しているという。企業の対応策で一般的なのはマニュアルの運用だが、ここには落とし穴がある。
あらゆる業界でDXの取り組みが加速する一方で、成功を実感している企業は1割にも満たないという。最大の障壁となる「移行コスト」を解消し、新規ツールを「誰にでも使える」状態にするための方法を探る。
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いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
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