複数のコラボレーションソフトを導入してはいけない理由 デメリットはたくさんある

コミュニケーションプラットフォームが複数存在すると、IT部門のコラボレーション管理は難しくなる。また、社内に存在するアプリの種類が多くなり過ぎると、全体の効率が低下する。

2018年04月17日 05時00分 公開
[Jon ArnoldTechTarget]

関連キーワード

Box | コミュニケーション | Dropbox


 企業にさまざまなグループコラボレーションソフトウェアが存在すると、プラス面よりもマイナス面が大きくなる。本来、チームコラボレーションとは同じ目標に向かって連携することだ。だがニーズがぶつかり合うとこれが難しくなる。コラボレーション作業のほとんどが1つの部門内や業務内で行われるのであれば、各チームが独自のグループコラボレーションソフトウェアを求める理由は理解できる。

 とはいえ、コラボレーションは多くの場合、部門、事業単位、支社にまたがっている。ソフトウェアを複数導入することは、企業全体をサポートする一元管理型のコラボレーションプラットフォームを用意することに比べて効率が悪い。

 企業は、各チームで調整をする必要がある。グループコラボレーションソフトウェアの理想は、各チームの希望に完全に合わせることになるだろう。その逆は、IT部門が全社共通のコラボレーションプラットフォームを1つだけ用意し、適切なアプリケーションも提供せず、カスタマイズのニーズに応じる柔軟性もない場合だ。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...