チームコラボレーションツールの導入に当たっては使い勝手や機能など検討すべき項目がたくさんある。検討事項を整理してみた。
チームコラボレーションツールを導入するための事前調査は、他の製品との違いを示す特定機能に注目することが多い。ここから調査を始めるのは適切だ。コラボレーションという視点から見て、チームコラボレーションツールが自社の求めているニーズを満たすサービスを提供していない場合、購入すべきではないだろう。類似の機能を提供するチームコラボレーションツールはたくさんあるが、それぞれの機能はツールによって異なる。
チームコラボレーションツールは、たいていの場合、企業内で利用できるメッセージングを中心としたコミュニケーション機能を提供している。従業員は特定のプロジェクトごとに、インスタントメッセージングを使用して同僚やチームまたはその他のユーザーとつながっている。これらの製品はメッセージングやファイル共有などの基本機能を備えている。しかし、機能は同じでもインタフェースや方式に違いがある。
例えば、「Google ハングアウト」でファイルを共有する場合、ユーザーはGoogle ドライブのアカウントを持っている必要がある。ドライブをリポジトリー(保管場所)として使用し、ダウンロードリンクを使用してチャットセッション内でコンテンツを共有する。Google ドライブを全社規模のサービスとして導入している企業であれば、シームレスなワークフローを実現できる。
Google ドライブを使用していない企業は、Google ドライブでファイルの共有を認めるかどうかを判断する必要がある。あるいは、「Slack」などのよりオープンなプラットフォームを使用すれば、ユーザーは「Box」や「Dropbox」のようなサードパーティー製のクラウドストレージ製品に加えて、Google ドライブを使用してファイルを共有できる。もちろん、Slackの独自のファイル共有プラットフォームも使用できる。
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ビジネスにおけるさまざまなシーンで活用されている「PDF」。昨今、業務効率化や生産性向上、コスト削減を図るべく、PDF運用を見直す機運が高まっている。この実践を支えるソリューションの機能や特徴、活用方法を紹介する。
業務マニュアルは使われて初めてその効果を発揮するが、そもそも見られていないことから、業務課題を一向に解決できないという企業は多い。“活用されるマニュアル”を作成・共有するには、どんなポイントを押さえるべきか。
マニュアル作成において、90%以上の組織がビジネスソフトを利用しているが、それでは活用されるマニュアルへのハードルは高い。きちんと現場に使われるマニュアルにするために、ノウハウを把握しておきたい。
製造業では、不適合品を極力減らすカイゼンの取り組みが重要だ。ある調査によると、不適合品発生の原因の多くは「人」と「方法」に関連しているという。企業の対応策で一般的なのはマニュアルの運用だが、ここには落とし穴がある。
あらゆる業界でDXの取り組みが加速する一方で、成功を実感している企業は1割にも満たないという。最大の障壁となる「移行コスト」を解消し、新規ツールを「誰にでも使える」状態にするための方法を探る。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
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今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。