東京電力FPが発電所監視サービスをAWSで開発 7億円以上のコスト削減故障予知、運転効率向上

燃料事業や火力発電事業を手掛ける東京電力フューエル&パワー(東京電力FP)は、AWSに火力発電所のリモート監視システムを構築。他社向けサービスとしても展開している。

2018年08月14日 05時00分 公開
[重森 大]

 東京電力グループにおいて燃料事業や火力発電事業を担う東京電力フューエル&パワー(以下、東京電力FP)は、事業の効率や安全性を高めるために、この数年をかけて「DAC」(Data monitoring and Analyzing Center)というリモート監視センターを作り上げてきた。同社の火力発電所を監視するだけでなく、他社向けサービスとしても展開。クラウドサービス「Amazon Web Services」(AWS)に構築したシステム群と東京電力FPが持つ火力発電所運営ノウハウで、世界各国の発電所運営をサポートする。

火力発電所を中心に風力発電や一般プラントの監視にまで使えるサービスを開発

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