2019年01月25日 08時00分 公開
特集/連載

中小企業が考慮すべきクラウドストレージの要件中小企業のクラウドストレージ導入(前編)

中小企業にとってもクラウドストレージが現実的な選択肢になってきた。まずは中小企業にとってのストレージ要件を整理しよう。

[Chris Evans,Computer Weekly]

 これまで、中小企業(SME)向けストレージは小型ストレージを指すことが多かった。だが今は、クラウドストレージが徐々に実現可能な選択肢となっている。特に、大企業に比べてIT部門のリソースが足りないSMEにはこうした選択肢が必要になる。

 SMEがクラウドストレージに切り替えるにはどうすればよいだろう。クラウドを利用すれば、予算を運用経費に組み込み、ストレージハードウェアを購入/保守する資本支出を削減できる。SMEにとっての問題は、クラウドのメリットを最大限に生かす方法だ。

 パブリッククラウドが適しているのは、バックアップのような二次的なデータの格納だ。ホームディレクトリや共有データ向けのファイルストレージもクラウドストレージの優れたユースケースになる。ただしセキュリティには配慮と計画が必要だ。

 クラウドストレージに適合させるのが最も難しいのは、恐らく基幹的なアプリケーション(データベース、ERPなど)だ。

 オンプレミスのハイパーコンバージドインフラも適している。これにより、SANストレージやそれに関連するスキルは必要なくなる。

 ストレージインフラの近代化を希望するSMEには、クラウドストレージとオンプレミスストレージを組み合わせて、そこからメリットを得る方法はたくさんある。本稿は、こうした方法を幾つか取り上げる。




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