NComputingは、スティックPCをクライアントやサーバ製品に組み込む。以前は独自のプロセッサやクライアントハードウェアを設計していたが、研究開発コストが高くなり、2年をかけて新しいシンクライアントに開発を切り替えた。これを契機に同社の方針は変わっている。
「2年前、当社は基本的に『Raspberry Pi 3』デバイスを利用して商用の信頼性が高い企業向けシンクライアントを開発するプロジェクトに乗り出した」と話すのは、NComputingで最高技術責任者(CTO)を務めるリチャード・シャー氏だ。
NComputingのシンクライアントの基盤となるRaspberry Pi 3コンピュータは安価なため、同社が用意するオプションも非常に安価になっている。例えば、「RX300」は約99ドルで入手できる。
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従来型の仮想化プラットフォームへの過度な依存が原因で、柔軟性の低下や、モダナイゼーションの停滞といった問題に悩んでいた米国の国防総省。そこで採用されたのが、コンテナとVMを1つのクラスタ上で実行できる統合プラットフォームだ。
これまで仮想化技術は、システム運用の効率化やコストの最適化などさまざまなメリットをもたらしてきた。しかし現在、仮想化基盤は拡張性やアジリティなどのメリットを享受するためにクラウドシフトが求められている。
データ分析・利活用のニーズが高まる中、アクションのベースとなるデータも膨大な容量となり、今後も増え続けていく見通しだ。そうなると、各企業はデータ利活用基盤として、信頼性や拡張性の高いストレージを求めるようになるだろう。
今日の仮想化分野では、低リスクで長期的に運用できるソリューションが模索されている。ポイントとなるのは、既存の仮想化環境を生かしつつ、クラウドネイティブアーキテクチャをスムーズに導入できる環境だ。その実現方法を紹介する。
OSの移行には「データ移行」が付き物だが、その業務負荷の高さに悩まされているIT管理者は多いだろう。Windows 11への移行を進める前に知っておきたい、「データレスPC」の有効性や、導入で得られる“プラスα”のメリットを解説する。
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遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
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