インテントベースネットワーク(IBN)とソフトウェア定義ネットワーク(SDN)の違いは、抽象化の目的と管理者が扱うコマンドだ。
インテントベースネットワーク(IBN)とソフトウェア定義ネットワーク(SDN)は似ている点が多い。だが違いもある。どちらもネットワークに分散する各デバイスのコントローラーを一元化して管理する手法を取る。これは各デバイスの管理コンソールを使い、コマンドラインインタフェース(CLI)で個別に管理する従来型アプローチの対極をなす。IBNもSDNも、目標とするのは個別のデバイスの管理を抽象化し、ビジネスに適した形に最適化することだ。
SDNにもIBNにも、ネットワーク構成とデバイス間の接続状況を把握する仕組みがある。例えば複数のスイッチを経由させて、2台のサーバ間にトラフィックを流すルールを定める必要があるとする。SDNでもIBNでも、管理者はトラフィックが流れる経路を定義し、定めたルールをコマンド操作1回で一連のデバイスに適用できる。SDNでもIBNでも、コントローラーはネットワーク内の全てのデバイスを識別し、ルールの変更を適用する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年1月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
Hakuhodo DY ONEのDMP「AudienceOne」とTrue Dataが連携 何ができる?
ドラッグストアや食品スーパーマーケットの購買データを活用した精緻なターゲティングや...
転売目的の不正注文を出荷前にAIが判別 売れるネット広告社がD2C事業者向けにツールを提供
売れるネット広告社は、不正注文によるD2C事業者の損失を防ぐ新たなサービスを提供開始し...