前編(Computer Weekly日本語版 9月4日号掲載)では、従業員エンゲージメント活動を繰り返してもうまくいかなかった組織が「Workplace by Facebook」(以下Workplace)導入に成功した理由を通してコラボレーションツールの導入に必要な要素を紹介した。
後編では、Royal Bank of Scotlandでの導入事例からコラボレーションツールの進化と活用のヒントを探る。
Royal Bank of Scotland(RBS)は長い時間をかけ、さまざまな経験を経て、エンタープライズソーシャルネットワークで効果を上げるに至った。コラボレーション文化を育成し、行員の関与を深めるという願望を持ってWorkplaceを採用したのは2016年だった。
RBSでWorkplaceの責任者を務めるクレイグ・ホーイ氏は次のように語る。「Workplaceを採用した根本的な理由は、パフォーマンスが非常に高い点だった。どの企業も、もっとオープンな文化を構築したいと考えるのは自然なことで、当行もそうした目的でさまざまなプラットフォームを試した。Workplaceの導入に至るまでは、いずれも部分的にしか成功しなかった」
「当行が早期導入企業になった動機の一つは、Facebookと協力して、当初はパイロット段階だったWorkplaceの開発をサポートできることだった」
このようなアジリティーは極めて重要だ。それが可能だった理由の一つは、
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