企業でSaaSの活用が進む一方、データバックアップの対策が十分に進んでいないのはなぜだろうか。バックアップを軽視する企業の特徴を分析する。
2021年5月、米TechTarget内の調査部隊Enterprise Strategy Group(ESG)がSaaS(Software as a Service)のバックアップ対策に関するレポート「The Evolution of Data Protection Cloud Strategies」を公開した。前編「『自社データは自社で守る』意識が浸透せず SaaSベンダー依存の“危ない橋”」は同レポートを基に、SaaSのバックアップを多くの企業が軽視している実態を紹介した。中編となる本稿はその背景や理由を分析する。
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サイバー攻撃の進化を受け、特権ID保護においてもより高度な対策が求められるようになっている。特に、SSHキーやSSL/TLS証明書など、特権アクセスを利用するパスワード以外のIDにも注意を払う必要がある。
情報の安全性やアクセス性の向上を目的にクラウド移行が加速する中、システム環境のハイブリッド化によって特権ID管理の重要性が高まっている。特に課題となりやすいクラウド環境の特権ID管理を中心に、効果的な運用方法を紹介する。
組織変更や人事異動では、多くのアカウント登録・変更・解除が発生し、情報システム部門に多大な業務負荷がかかる上、セキュリティリスクにもつながりやすい。Microsoft 365ユーザー企業に向け、課題を解決するヒントを探る。
働き方の多様化を受けてIT資産の状況も細分化が進んでいる。こうなると運用負荷が増大し、不十分な管理がコンプライアンスやセキュリティのリスクを招いてしまう。現状に適した管理体制に移行するには、どのような対応が必要なのだろうか。
独自開発したIT資産管理ツールが属人化し、セキュリティリスクにつながる不安要素となっていた東レ。しかし、今やその状況は変わり、インベントリ情報のリアルタイム更新を実現し、正確性も向上したという。同社はどう取り組んだのか。
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