「Internet Explorer」での利用を前提としたWebサイトを「Edge」で利用できるようにする機能が「IEモード」だ。IEモードを利用するには、まずはIEモードを有効化する必要がある。どうすれば有効化できるのか。
MicrosoftのWebブラウザ「Internet Explorer」(IE)での利用を前提としたWebサイトを、同社の新しいWebブラウザ「Microsoft Edge」で直接利用できるようにするのが、Edgeが搭載する「Internet Explorerモード」(IEモード)だ。IEモードを利用するには、何をすればよいのか。
EdgeでIEモードを利用する方法は幾つかある。IT管理者にとって最も一般的なのは、IEモードを有効化した後に、Webサイト管理ツール「エンタープライズサイトリストマネージャー」(Enterprise Site List Manager)を使用する方法だ。
まず以下の手順で、IEモードを有効化する。
PCの再起動後にEdgeを起動させ、以下の手順でWebサイトにIEモードを適用する。
EdgeはIEモードでWebサイトを読み込んだ際、アドレスバーにIEのロゴアイコンを表示する。エンドユーザーがこのロゴアイコンをクリックすると、IEモードに関する詳細情報が現れる。IEモードでは、Edgeは表示中のWebページ上部に「Internet Explorerモードになっています。ほとんどのページは、Microsoft Edgeでより適切に機能します」というメッセージと、IEモードを終了するための「Microsoft Edgeで開く」ボタンを表示する。
IT管理者は複数のPCに対して、IEモードをまとめて有効化できる。そのためにはグループポリシー(エンドユーザーやデバイスごとの設定を一元管理する仕組み)を管理する「グループポリシー管理コンソール」(GPMC:Group Policy Management Console)や、統合エンドポイント管理(UEM)ツール「Microsoft Intune」を使用する。
第3回は、エンタープライズサイトリストマネージャーの使用方法を取り上げる。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
生成AIを業務で使わないマーケターはもはや3割以下 御社はどうする?
HubSpot Japanが日本で実施した調査によると、日本のマーケターの8割以上が従来のマーケ...
新富裕層の攻略法 「インカムリッチ」の財布のひもを緩めるマーケティングとは?
パワーカップルの出現などでこれまでとは異なる富裕層が生まれつつあります。今回の無料e...
ブラックフライデーのオンラインショッピング 日本で売り上げが大幅に増加した製品カテゴリーは?
Criteoは、日本国内のブラックフライデーのオンラインショッピングに関する分析結果を発...