デンソークリエイト、Excel帳票とも連携するC/S型プロジェクト管理ツールNEWS

クライアント/サーバ型の工数・プロジェクト管理ツール「TimeTracker FX」の最新版「TimeTracker FX 2.5」を発売。Excel連携アドインの追加やサーバ管理ツールの搭載など、50以上の新機能・インタフェース改善を行った。

2008年05月30日 18時23分 公開
[TechTargetジャパン]

 デンソークリエイトは5月30日、クライアント/サーバ型の工数・プロジェクト管理ツール「TimeTracker FX」の最新版「TimeTracker FX 2.5」を発表した。発表に先立ち、5月26日より販売を開始している。

 TimeTracker FXは、トヨタ生産方式などの工場現場におけるリアルタイムな作業時間計測によって生産性を向上させる方法をソフト/ハード開発・生産技術などの現場に幅広く展開した工数・プロジェクト管理ツール。

 最新版では、Excel連携アドインを追加し、ユーザーの帳票との親和性を強化。例えば、ユーザーがExcelで作成した進ちょく報告書を開き、ボタンをクリックするだけで、報告書の実績工数・進ちょく率やスケジュール情報をTimeTracker FXと同期できるようになった。また、データベースのバックアップも手軽に行えるサーバ管理ツール「Server Manager」を搭載。さらに、ユーザーから要望の多かったWindows VistaやOffice 2007対応も実現した。そのほか、50以上に及ぶ新機能・インタフェースの改善を行ったという。

画像 アイコンをクリックするだけでデータを相互に連携できるExcel連携アドイン

 TimeTracker FX 2.5の稼働環境は、サーバ側がWindows 2000 Server、Windows Server 2003、クライアント側がWindows 2000/XP/Vista。また、利用データベースとしてSQL Server 2000/2005が必要。価格は、フル機能版の「Professional Edition」の場合で、10 ライセンスパックが63万円、50ライセンスパックが252万円、100ライセンスパックが420万円。機能限定版の「Standard Edition」では10ライセンスパックが31万5000円、50ライセンスパックが126万円、100ライセンスパックが210万円となっている。

ITmedia マーケティング新着記事

news115.jpg

「TikTok禁止法案」に米大統領が署名 気になるこれからにまつわる5つの疑問
米連邦上院が、安全保障上の理由からTikTokの米国事業の売却を要求する法案を可決し、バ...

news077.jpg

「気候危機」に対する理解 日本は米国の3分の1
SDGsプロジェクトはTBWA HAKUHODOのマーケティング戦略組織である65dB TOKYOと共同で、「...

news058.jpg

アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...