現在の企業の情報システムは、変化・変容する業務に合わせて“保守開発”による改修が繰り返し行われる。一度稼働したシステムが、変更なしにユーザー要求を満たし続けることはできないからだ。また、保守開発の規模や対応期間は案件によってさまざまである。
保守開発では、その特性から以下のような事態が起こる。
保守開発されたシステムでは、ある程度の“やっつけ”を容認してしまう傾向がある。ここでのやっつけとは、要件定義工程の簡素化やテスト工程の短縮化などの“開発プロセスの省略”、開発側とユーザー側が暗黙の了解としてお互いが確認を取らない“コミュニケーションの省略”、期間や納期、コストを考えて、ある程度の“妥協を容認する”ようなことを指す。そのため、以下のような問題が発生することがある。
また、『年数のたったプログラムを安全に更新するのは難しいので、古いソフトウェアを変更したときの潜在バグ率は、新規ソフトウェアの約3倍になる。機能拡張作業における欠陥除去率も、新規ソフトウェアに対する欠陥除去率より5〜10%低くなる』(※)という統計結果もある。このように、保守開発はやっつけで対応できるほど甘くはないのだ。
※ 『ソフトウェア開発の定量化手法 第2版』(Capers Jones/著 鶴保征城・富野 壽/監訳:構造計画研究所)より。
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