2010年04月19日 08時00分 UPDATE
特集/連載

販売管理製品紹介:日立情報システムズ卸売業の販売・在庫管理を1システムで解決する「TENSUITE for Wholesale」

部門や拠点ごとにシステムが分断しているために差異やミスが発生し、結果在庫が合わない。そんな卸売業が抱える課題を解決し、海外取引の効率化までも支援する卸売業向け販売管理製品を紹介する。

[荒木孝一,エースラッシュ]

業務効率の向上とスピーディーな経営判断を実現

 2006年2月、日立情報システムズが統合ブランドとして新設した基幹業務パッケージ「TENSUITE」シリーズは、シリーズ累計で約3000システム以上の導入実績を誇る。このTENSUITEの中でも、販売管理を中心として卸売業向けに提供されているのが「TENSUITE for Wholesale」だ。

 TENSUITE for Wholesaleは、販売・購買・倉庫・保守などの卸売業の各部門の一元化を図ることで、業務の効率化と精度向上を実現する製品だ。年商10億〜500億円規模の卸売企業をターゲットとしたこの製品は、一般機械器具をはじめ電気機械や輸送機械、精密・医療機器など幅広い業態の企業に対応している。卸売業で最も重視される販売および在庫管理を中心に、基幹業務システム全体の統合管理を実現できる。

画像 「財務関連についても、既にユーザー企業で稼働している別システムとの外部連携が可能です」(中島氏)

 同社 アプリケーションパッケージ事業部 第三本部 第一開発部 第1グループ 主任技師の中島義博氏は、「多くの企業では販売管理と在庫管理が別々のシステムで構築されており、データの分断を原因とする不具合が発生しています」と、卸売業が抱える課題を語る。システムが販売管理と在庫管理に分かれた状況では、当然ながら各システム内だけでデータ処理が完結してしまう。そこで連結部分をデータ連携機能や手入力で補うわけだが、作業の手間が増えるだけでなく、入力ミスやデータ重複など深刻なトラブルが発生するのである。また、データを一連の流れでとらえられないため、経営判断のスピードに及ぼす影響も大きいといえるだろう。

 TENSUITE for Wholesaleは、こうした卸売業の課題解決を目指した製品だ。販売管理と在庫管理を1つのシステムで網羅しているため、データ連携に掛かる手間は一切不要。業務効率の大幅な向上に加えて、スピーディーな経営判断を実現してくれる。

進ちょく確認機能で業務の「見える化」を支援

 TENSUITE for Wholesaleでまず注目したいのが、業務の「見える化」を支援するための機能だ。分散した在庫データを一元管理できるのはもちろん、標準装備されている進ちょく確認機能では、受発注に加えて仕入や出荷までの進ちょく状況を一貫した流れの中で把握することが可能だ。例えば、納期に猶予はあるが未納品の項目を黄色(注意)、既に遅延が発生している項目を赤(警告)で表示するなど、配色の違いから業務の流れと進ちょく状況を視覚的に判断できる。設定に関しても、色分けの基準となる日数を変えられたり、受注だけでなく発注を起点にしたりと自由度が高い。また、進ちょく状況の表示画面からドリルダウンして詳細情報を確認できるため、迅速な原因分析につなげられるのも大きなメリットといえるだろう。

画像画像 業務進ちょく状況問い合わせ画面。進ちょく状況を色別で知らせることで、受発注状況を把握しやすくしている《クリックで拡大》

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