2011年10月07日 09時00分 UPDATE
特集/連載

コストだけでは計れない長所と短所無償ストレージソフトウェアはリスクに値するか?

無償のストレージソフトウェアを利用すれば、中小企業が抱えているストレージに関する多くの課題を解決できる。しかし、単にコストだけに着目すると思わぬ落とし穴があるようだ。

[Brien M. Posey,TechTarget]

 従来タイプのファイルサーバの購入を検討した人であれば、それが仰天するほどのコストになりかねないことを知っているはずだ。サーバのハードウェアとそのライセンス、クライアントのアクセスライセンスに掛かる費用を合計すると、プロジェクトの総コストは中小企業の手の届く範囲を大きく超えてしまうこともある(関連記事:Windowsファイルサーバのスプロール対策で使えるファイル仮想化ソフトウェア)。

 だがうれしいことに、安価な選択肢も存在する。Network Attached Storage(NAS)ベースのファイルサーバを作成するための無償のストレージソフトウェアが、数社のソフトウェア企業から提供されているのだ。ストレージニーズがひっ迫している中小企業の場合は、無償でStorage Area Network(SAN)を構築することも可能だ(関連記事:加速する中堅・中小企業のNAS導入 その最大の要因は)。現在出回っている無償のストレージサーバソフトウェア製品としては「FreeNAS」「Openfiler」「OpenSolaris ZFS NAS」の他、米StarWind Softwareの「StarWind Free Edition」などがある。

無償のストレージソフトウェアを利用するメリット

価格

 無償ストレージソフトウェアの最大の利点の1つは、言うまでもなく「価格」だ。タダより安いものはない。しかしソフトウェアが無償でも、ハードウェアとメンテナンスのコストが掛かる。無償のソフトウェアであっても、十分な性能を備えたハードウェア上で動作させる必要があるのだ。

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サーバ | ストレージ | NAS | アプライアンス | 仮想化 | ベンダー | RAID | SAN


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