USBメモリにWindows 8をインストールして、外出先のPCでWindows 8を起動できる「Windows To Go」。現時点で判明している情報を整理した。
米Microsoftは次期OS「Windows 8」に「Windows To Go」と呼ばれる新機能を搭載する。この機能は、USBメモリを使って職場と同じWindowsデスクトップ環境を私物PCでも起動できるようにする。「Windows 8 Consumer Previewに見る企業向け機能」で予告した通り、今回はこのWindows To Goについて解説する。
Windows To Goを使えば、企業は私物端末の業務利用を認める「BYOD(Bring Your Own Device)」を実施できるとMicrosoftは主張している。ただし、この機能を役立てられる端末の種類はかなり限られたものとなりそうだ。
Windows To Goを使うことで、企業は従業員の業務アプリやデータ、個人設定とともに、IT部門の管理下にあるWindows 8環境を丸ごとUSBメモリにインストールできる。エンドユーザーはそのUSBメモリを自分のデスクトップPCやノートPCに差すだけで、職場で利用しているWindows 8デスクトップ環境を実行できる。
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