2016年06月13日 08時00分 UPDATE
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「自転車の乗り方は、本を読んでも分からない」今すぐブロックチェーンの導入に着手すべき理由

注目が高まるブロックチェーンにいつ着手すべきか? 技術標準が決まったら? 業界に普及したと感じたら? 答えは、「今」だ。

[Clare McDonald,Computer Weekly]
Computer Weekly

 分散型台帳技術の「ブロックチェーン」をいち早く導入しようと検討している企業は、実証実験をすぐにでも始めるべきだ。ブロックチェーンサービスプロバイダーFactomのCEOピーター・カービー氏はそう主張する。

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 2016年の「Innovate Finance」サミットで、同氏は、近い将来ブロックチェーンの導入を考えている企業は今すぐ「着手すべきだ」との見解を示した。カービー氏によれば、ブロックチェーンの標準が定まるのを待ってから分散型台帳技術の導入を考えるべきではないという。同氏はインターネットを引き合いに出し、ベストプラクティスから標準の確定まで、「実践と実験に10年」を要したと指摘する。

 「これは、標準とはどういうものかを示している」(カービー氏)

 カービー氏の予想では、多くのシステムがブロックチェーンで「一体化する」という。これは、分散型台帳技術を利用するさまざまなアプリケーションが異なる機能を果たすようになるためだ。「ブロックチェーンの世界では、いつ1つのブロックチェーンになったのか分からない」と同氏は話す。

 カービー氏によれば、「技術の知識が少なくても」試すことはできるという。同氏は、個人的にブロックチェーンを使用して実験し、自身が利用・管理しているシステムを強化することを勧める。そうすれば、ブロックチェーンの付加価値を実証できると話す。ブロックチェーンは、企業や個人が試さなければ、未発達の状態のままになると同氏は考えている。

 ブロックチェーンの使用方法を理解する最も簡単な方法として、同氏はビットコインの使用を挙げる。

 「稼ぐ方法を考えれば、多くのコストを節約するビジネスを思い付くだろう」(カービー氏)

分散型台帳の事例

 だが、企業は標準をいきなり導入するのではなく、金融機関の内部事例をチェックして、何が有効なのかを確認すべきだというのがカービー氏の見解だ。

 同氏によれば、金融サービス業界の公的機関は、ブロックチェーンの導入に意欲的だという。ブロックチェーンでは、レコードは瞬間的で改ざんできないため、100%の監査と説明責任を実現できるからだ。

 IBMのグローバルブロックチェーンラボエンゲージメント部門のバイスプレジデントを務めるジョン・マクリーン氏は、規制当局が参加を望んでいることを明らかにした。規制当局は、分散型台帳技術が金融サービス業界の「リスク回避」ツールになり得ると考えている。

 ブロックチェーンに関心を示しているのは金融サービス業界だけではない。

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