2018年07月10日 08時00分 公開
特集/連載

急いでブロックチェーンを導入した企業は失敗するブロックチェーンに欠けているもの

決済サービスを提供するWorldpayのスコット=タガート氏は、金融サービス業界におけるブロックチェーンの価値に否定的な見解を持っている。ブロックチェーンには何が足りないのか。

[Zach Emmanuel,Computer Weekly]

 決済サービスを提供するWorldpayの技術運用部門を率いるジェイソン・スコット=タガート氏は、ServiceNow主催のカンファレンス『Knowledge18』でWorldpayのIT部門によるDevOps導入への取り組みを説明した。同社は、イノベーションの促進、顧客満足度の向上、サービスの構築効率向上を目的にDevOpsを導入するという。

Computer Weekly日本語版 7月4日号無料ダウンロード

本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 7月4日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。

なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。

ボタンボタン

 同社のIT部門は、バイモーダルITモデルを採用し、同部門が顧客サポートの問題ではなく、新しいソフトウェアの構築と導入に注力できるようにすることで、ソフトウェアのウオーターフォール開発とアジャイル開発の両立を図っている。

 そのため、Worldpayは2017年にServiceNowとパートナー提携し、同社の技術を利用してDevOpsの適用を拡大しようとしている。

 同社は、2019年第1四半期に予定されているITサービス管理SaaS「ServiceNow」の「Madridリリース」にも注目している(訳注)。このバージョンでは、アプリケーションのコーディングやテストのサポートが可能になり、業務運用の概要を提供する拡張機能も幾つか統合される予定だ。

訳注:ServiceNowは都市名をリリース名にしている。都市名は頭文字がABC順になっており、Madridリリースは13番目ということになる。

 「DevOpsツールとのインタフェースの追加を歓迎している。ServiceNowが当社とIT部門の航空管制室になることを期待している」(スコット=タガート氏)

 「行った全ての変更や実装はServiceNowを通す必要がある。『GitHub』『Jira Software』『Chef』『Puppet』『Jenkins』を利用すれば、社内で行われている全ての変更をダッシュボードで確認できる優れたチャンスが提供される」

 同氏によれば、これによってIT部門の各チームが行っている作業を会社が適切に把握できるようになるという。

 「DevOpsツールは、IT部門の業務のうち、プロジェクト管理とプログラム管理に大きな効果がある」(スコット=タガート氏)

 「Madridリリースは大きな価値を追加し、社内の運用面だけでなく開発面にも価値をもたらす。ITサービス管理はITの運用を重視する慣例があるが、Madridリリースは『Dev(開発)』と『Ops(運用)』をツール内にひとまとめにしている」

 DevOpsプロジェクトに対する全体的な反応は、スタッフにも顧客にも好意的に受け取られていると同氏は話す。

ブロックチェーンに欠けているもの

ITmedia マーケティング新着記事

news161.jpg

コロナ禍で縮小したマーケティング施策 1位は「オフラインのセミナー/展示会」――ベーシック調査
B2Bマーケターを対象にした調査で8割以上が「コロナ禍で実施/検討しているマーケティン...

news110.jpg

メルカリ調査 フリマアプリで売れる価格は新品の購買意思決定にどれほど影響する?
フリマプリ出品経験者は、フリマアプリでの再販価格が10%上昇すると、新品に支払える上...

news024.jpg

Google検索における2020年上半期の動向 新型コロナの影響でSEOはどう変わる?
新型コロナウイルスの影響が大きかった2020年の上半期ですが、Google検索の動向において...