「Data Lake Analytics」「HDInsight」など
「Microsoft Azure」、知っておくべき7つのビッグデータサービス
Microsoftは「Microsoft Azure」のビッグデータサービスポートフォリオを拡大している。ビッグデータで大躍進を遂げたいユーザー企業が知っておくべきAzureのサービスを説明する。
ビッグデータはその規模のみならず、需要も拡大している。社内処理でもソーシャルメディアでも、企業が取捨選択しなければならないデータの量は日々増え続けている。多くの企業は短時間でその全ての情報を高速処理できるサービスを必要としているが、そこで出番となるのがクラウドだ。
Microsoftは自社のミッションをインテリジェントなクラウドプラットフォームの構築へと転換した。その結果、同社のクラウドサービス「Microsoft Azure」のビッグデータサービスは勢いを増している。Azureプラットフォームが提供するのは「情報管理」「ストレージ」「機械学習」「分析」「コグニティブサービス」などの機能だ。また「Azure Marketplace」から、ビッグデータや高度な分析ソリューションを提供するパートナー企業のアプリケーションを利用することもできる。
Microsoft Azureのビッグデータサービスを使用する前に、同サービスを知るために以下の用語について確認しておきたい。
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Azure Data Lake Analytics
「Azure Data Lake Analytics」は、Microsoftのパブリッククラウドのビッグデータに対するクエリサービスである。データを分析して洞察を得たり、リソースのスケールを自動調整したりすることが可能だ。Microsoftによると、Data Lake Analyticsは既存のID管理、セキュリティ、データウェアハウスのツールと併用可能だという。またユーザーのアクセス許可を細かく管理するために「Azure Active Directory」が組み込まれている。Data Lake Analyticsは「Cortana Analytics Suite」の一部で、「Azure SQL Data Warehouse」「Power BI」「Azure Data Factory」と連係する。使用するクエリ言語は、SQLとC#から派生したMicrosoftの「U-SQL」だ。
Azure Data Lake Store
「Apache Hadoop」をベースとする「Azure Data Lake Store」は、一連のビッグデータ向けのハイパースケールストレージを提供する。非構造化データと構造化データのどちらもネイティブ形式で格納することが可能だ。待ち時間が少なくなるように設計されており、Microsoftによるとアカウントサイズにもファイルサイズにも制限がないという。Data Lake Storeは、同じくAzureビッグデータサービスであるData Lake Analyticsおよび「Azure HDInsight」と統合されている。
Azure HDInsight
Azure HDInsightは、Hadoop、「Spark」および「R」クラスタを管理する「サービスとしてのHadoop」である。オンデマンドでスケーリングし、大量のデータを格納できる。格納したデータは、ユーザーが「Microsoft Excel」で分析および視覚化することが可能だ。「Hortonworks Data Platform」と統合されているため、オンプレミスのデータセンターからAzureにデータを移行できる。また「Apache Hbase」「Apache Storm」、Spark、「R Server for Hadoop」などの機能も含む。
Azure Stream Analytics
「Azure Stream Analytics」は、リアルタイムの分析を実行できるようにするサービスだ。主に「モノのインターネット」(IoT)シナリオに利用され、データのストリームから洞察を得たり、少ない待ち時間でスケーリングしたりすることができる。Azure Stream Analyticsは、複数のストリームを比較するために「Azure Event Hubs」と統合される。また、カスタマイズされたアラートを送信し、データをリアルタイムにダッシュボードに表示する。
Azure Data Factory
Azure Data Factoryは、オンプレミスとクラウド間でデータを使用できるようにするために、データの動きを調整するオーケストレーションサービスだ。ユーザーはデータパイプラインを監視および自動化することができる。なお、Data Factoryが実行するのは、データパイプラインの作成、スケジュール、管理および調整だ。HDInsight、Stream Analytics、機械学習など、Microsoft Azureの別のビッグデータサービスと組み合わせて使われることが多い。
Azure Data Catalog
「Azure Data Catalog」はデータの検出を合理化するマネージドサービスだ。データソースを登録および検出したり、洞察を共有したりすることができる。また、メタデータをカタログにまとめたり、誰がどのデータセットにアクセスできるのかを制御したりすることも可能だ。
Azure Power BI Embedded
「Azure Power BI Embedded」は、データを視覚化するために対話型のレポートを作成できるサービスだ。アプリケーションを再設計することなく、REST APIとソフトウェア開発者キットを使って、視覚化したデータをアプリケーションに組み込むことができる。データはAzure SQL DatabaseとAzure SQL Data Warehouseを含む複数のソースから視覚化でき、あらかじめ用意されているデータ視覚化から選択することも、カスタムの視覚化を作成することも可能だ。
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