「Pokemon GO」が証明したARの魅力、ビジネス活用に躍起な人が次に考えるべきことは?ARのビジネス活用の本格化はあと2〜3年後か

拡張現実(AR)は娯楽やゲームのためのものとは限らない。ARは、私たちを取り巻く世界との関わり方を変える可能性を秘めている。そして、ARが次に目指すのはビジネスの世界だ。

2017年01月02日 08時00分 公開
[Colin SteeleTechTarget]
コラッタ Pokemon GOの拡張現実モードで裏庭に現れたコラッタ《クリックで拡大》

 世界的な大ヒットを記録したNianticのモバイルゲーム「Pokemon GO」によって、ARテクノロジーが大衆のものになった。そして、次のターゲットは企業だ。

 Pokemon GOでは、スマートフォンのカメラを使ってプレイヤーが見ている現実の世界が画面上に表示される。そして、そこにプレイヤーが捕まえるデジタルのキャラクターを追加することで、スマートフォンに表示された現実を拡張している。例えば、プレイヤーの家の庭で休んでいるポケモンが表示されるという具合だ。また、スマートフォンの位置情報サービスを使用して、プレイヤーが実際のランドマークや建物に出向いて、さらにゲームを楽しめるようになっている。

ITmedia マーケティング新着記事

news077.jpg

「気候危機」に対する理解 日本は米国の3分の1
SDGsプロジェクトはTBWA HAKUHODOのマーケティング戦略組織である65dB TOKYOと共同で、「...

news058.jpg

アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...

news141.jpg

2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...