世界で史上最大級のヒットとなっている「Pokemon GO」。Pokemon GOによって拡張現実(AR)を活用するハードルが下がり、今後は幅広い分野に普及する活用される可能性がある。
スマートフォン向けゲームアプリケーション「Pokemon GO」は米国で日間アクティブユーザー数が「Twitter」のアプリケーションを追い抜き、「Android」スマートフォンへのダウンロード件数は大流行中の出会い系アプリケーション「Tinder」を上回っている。Pokemon GOは、スマートフォンのカメラやGPS、画像処理、位置センサーを使って、「ポケットモンスター」(ポケモン)と呼ばれるキャラクターが現実に公園のベンチに腰かけたり頭上を飛び回ったりしているかのようにスマートフォン画面に表示する無料ゲームだ。既に米国では、モバイルゲームアプリケーション史上最大級のヒット作となっている。そしてこれは、この先起きるであろう変化の前触れでもある。
私の周りでも20代の仲間がポケモンを捕まえようと、ゲームでのアイテムを供給する「ポケストップ」やポケモン同士を戦わせる「ポケモンジム」に指定された近くの教会や公園などを歩き回っている。まだPokemon GOをダウンロードしていない私は例外的な存在だ。だが私にも分かることがある。スマートデバイスを活用した「拡張現実」(AR)は企業にもすぐに広まることになりそうだ。
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