2017年01月12日 08時00分 UPDATE
特集/連載

MicrosoftがAIの成果をデモAIとOffice 365の融合でビジネスとコラボレーションはどう変わる?

Office 365のコラボレーション機能強化とAI研究に注力するMicrosoft。英ロンドンで開催されたイベントで、最新の成果が発表された。Office 365とAIが融合したとき、何が実現するのだろうか?

[Cliff Saran,Computer Weekly]
Computer Weekly

 Microsoftは、クラウドベースのOfficeスイート「Office 365」をさらに強化するため、最新の作業プラクティスに配慮して設計したコラボレーション機能を多数追加した。

Computer Weekly日本語版 1月11日号無料ダウンロード

本記事は、プレミアムコンテンツ「Computer Weekly日本語版 1月11日号」(PDF)掲載記事の抄訳版です。本記事の全文は、同プレミアムコンテンツで読むことができます。

なお、同コンテンツのEPUB版およびKindle(MOBI)版も提供しています。

ボタンボタン

 「Microsoft Teams」は、ユーザー、会話、コンテンツを1つにまとめるアドオンだ。動画と音声によるコミュニケーションやスレッド形式の会話を可能にすることで、コラボレーションの改革を目指している。

 同社のCEOサトヤ・ナデラ氏は、Office 365の強化点について次のように発表した。「Office 365は創造、コミュニケーション、コラボレーションのための最高に充実したツールキットとプラットフォームだ。Microsoft Teamsは、チームの能力を高めるよう設計したチャットベースのワークスペースとして、Office 365に新たなエクスペリエンスを加えるものになる」

 同社Officeチームのコーポレートバイスプレジデントを務めるカーク・コーニグスバウエル氏は、自身のブログに「Microsoft Teamsは、現代社会で活動するチームに最新の会話エクスペリエンスを提供する」と記している。

 同氏によれば、Microsoft Teamsのテクノロジーは

  • Microsoft Word
  • Microsoft Excel
  • Microsoft PowerPoint
  • Microsoft SharePoint
  • Microsoft OneNote
  • Microsoft Planner
  • Microsoft Power BI
  • Office Delve

と連携するように設計したという。

 「『Microsoft Graph』を利用するインテリジェントサービスがワークスペースのあらゆる場所に表示され、関連性の高い情報を表示したり、発見したり、共有したりできるようにする」

 Microsoft Teamsのメンバーは、トピックごとに会話をまとめる「チャネル」を作成できる。これらのチャネルは、「タブ」を使用してカスタマイズできる。タブは、よく使うドキュメントやアプリケーションに簡単にアクセスできるようにする機能だ。

 これらのタブを作成すると、OneNote、SharePoint、PlannerをはじめとするOffice 365のサービスで使用できる。また同社は、開発者がMicrosoft Teams環境に「Twitter」や「GitHub」などのサービスのフィードを追加できるAPIとコネクターも提供している。

 同社によると「インテリジェントサービスをチーム環境に提供する」フレームワーク「Microsoft Bot Framework」も用意しているという。

ビジネスにAIを使用する

 人工知能(AI)は、その多岐にわたる製品やサービスの中でMicrosoftが大きな投資を行っている分野の1つだ。高度なディープラーニングエンジンのフロントエンドに当たるのが「Cortana」だ。

 同社はBot FrameworkによってAIテクノロジーの幾つかを開発者に公開し、さらに高度なインテリジェンスをMicrosoft Teamsに組み込めるようにしている。例えば「Microsoft Cognitive Services」は、コンピュータビジョン、会話、自然言語処理、知識抽出、Web検索分野の専門家が開発したAIアルゴリズムのコレクションを開発者が利用できるようにする。

 同社によると、これらはAIベースのさまざまなタスクの簡素化に使用できる。そのため、開発者がたった数行のコードを追加するだけで、アプリに最先端のインテリジェンステクノロジーを追加することが可能になるという。

 Microsoftの著名な科学者クリス・ビショップ氏は、2016年11月始めに英ロンドンで開催されたイベント「Future Decoded 2016」で次のように語った。

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news142.jpg

トランスコスモス、LINEやFacebook メッセンジャーなどを活用したCRM製品を提供
トランスコスモスは、コミュニケーション管理プラットフォーム「DECAds Connect Edition...

news018.gif

ソニーのスマートウォッチ「wena wrist」が当たる ITmedia マーケティング無料メルマガ購読キャンペーン
メールマガジン「ITmedia マーケティング通信」を新規にご購読いただいた方の中から抽選...

news016.jpg

「流行りものだからとりあえずInstagram」などと安直にメディアを選んでいませんか?
InstagramかYouTubeか、それともTwitter? 最終回となる今回は、インフルエンサーの効果...