2017年04月11日 12時00分 UPDATE
特集/連載

「Windows Server 2016」2つのコンテナ「Hyper-Vコンテナ」と「Windows Serverコンテナ」の違いは?

コンテナは、クラウドとモバイルアプリの設計に革命をもたらす。Microsoftの「Hyper-Vコンテナ」と「Windows Server 2016コンテナ」の非常に重要な相違点を技術専門家が解説する。

[Michael Otey,TechTarget]

 Microsoftの「Windows Server 2016」のコンテナには2種類ある。1つは標準の「Windows Serverコンテナ」で、もう1つは「Hyper-Vコンテナ」だ。開発者の立場から見て、これらのコンテナには、どのような相違点があるのだろうか。

 Windows Server 2016のコンテナは、同じOSカーネルを共有するという点において、基本的に「Linux」のコンテナと同じである。どちらも軽量かつ効率的、そしてベアメタルで実行可能だ。Windows Serverコンテナを実行するために、仮想化を導入する必要はない。一方、Windows Server 2016の新しい概念であるHyper-Vコンテナは標準のコンテナより安全性が高い。このような構成が可能なOSは、Windows Server 2016だけだ。

 Hyper-Vコンテナを実行すると、各コンテナ専用の軽量な仮想マシンが起動する。これは基盤となるホストOSから各コンテナを分離することが目的だ。つまり、各仮想マシンと各コンテナには専用のWindowsカーネルが用意されるため、ホストと実行コンテナの完全な分離が実現できる。分離によって安全性が高まり、マルチテナント環境ではメリットが得られる。マルチテナント環境で分離を実現できなければ、同じホストOSカーネルを複数のテナントが共有することについて懸念が生じる恐れがあるからだ。だが、このようなマルチテナントシナリオでは、各コンテナに、他のコンテナと共有されることのない専用の基本OSカーネルが用意される。

この記事が気に入ったらTechTargetジャパンに「いいね!」しよう

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news021.jpg

プレイド、「KARTE」を活用したデジタルマーケティング支援強化でNRIデジタルと提携
プレイドは、NRIデジタルと提携し、Web接客プラットフォーム「KARTE」を活用した企業のデ...

news013.png

モバイル動画広告プラットフォーム「VidSpot」が「Adfurikun Premium Ads」とRTB接続を開始
ユナイテッドは、動画広告プラットフォーム「VidSpot」において、ADFULLYの「Adfurikun P...

news062.jpg

楽天会員9000万人のビッグデータとテレビ視聴データがひも付くと何が起こるのか
楽天と電通は「楽天データマーケティング」の設立を発表した。楽天のビッグデータと電通...