2017年07月21日 05時00分 UPDATE
特集/連載

「仮想」「物理」の選択で鍵となる要素は仮想デスクトップインフラ(VDI)導入に失敗した企業は、何を見落としていたのか? (1/2)

「仮想デスクトップインフラ」(VDI)はデスクトップ環境の効率的な運用管理に役立つものの、導入成功に向けて検討すべき項目は多岐にわたる。押さえておきたいポイントを紹介する。

[Jo Harder,TechTarget]
画像 VDIの導入に当たって検討すべきポイントとは

 今では仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)は、多くの組織にとって実用化できる選択肢にまで成熟した。VDIが物理デスクトップよりも明らかにより良い選択肢となる場合があるが、その要件やメリットを吟味することが必要な場合もある。

 仮想デスクトップの動作は、物理デスクトップの動作と似通っている。ただしVDIは、デスクトップをデータセンターに集約し、エンドポイントに画面情報を転送する点が異なる。ネットワークに接続したどのような物理デバイスも、このエンドポイントとなり得る。

 今後の戦略としてVDIにするか物理デスクトップにするかを決定する場合、ITアドミニストレータには考慮すべき重要事項がたくさんある。

  • 仮想デスクトップにする場合、事業およびコストの面で考慮すべきことは何か
  • エンドポイントの定義が変わる場合、それがIT担当者によるアプリケーションのデプロイメント(本番環境への展開)にどのような影響を及ぼすか
  • VDIはユーザーの働き方にどのような混乱を与え得るか
  • VDIはIT担当者によるインフラストラクチャの管理方法にどのような変化を及ぼすか

 これらの問いに対する答えは、組織の大きさや複雑さ、要件により異なる。

事業およびコストに関する検討

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