「OneDrive」の使い勝手もセキュリティも向上
「Windows 10 Fall Creators Update」提供開始、思わず人に自慢したくなる注目機能6選(1/2 ページ)
「Windows 10」の大型アップデート「Windows 10 Fall Creators Update」はさまざまな新機能を盛り込んでいる。特に注目すべき6つの機能を紹介する。
秋の訪れとともに色が変わるのは、木の葉ばかりではない。2017年の秋にはMicrosoftの「Windows 10」も変わった。提供を開始した大型アップデート「Windows 10 Fall Creators Update」によって、数多くの変更が加わったのだ。
Fall Creators Updateではセキュリティ管理機能「Windows Defenderセキュリティセンター」を改良し、ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)対策を強化した。アプリケーションの表示がぼやける問題、システム更新機能「Windows Update」が原因でデバイスの動作が遅くなる問題にも対処し、ユーザーエクスペリエンス向上に努めた。さらにオンラインファイル同期サービス「OneDrive」の改良や新機能「My People」も注目だ。
本稿ではFall Creators Updateの注目機能6種を紹介する。
機能1:強化されたWindows 10のセキュリティ機能
セキュリティ強化は多ければ多いほどいい。Fall Creators Updateはその期待に応えた。まず提供を終了した脆弱(ぜいじゃく)性緩和ツール「Enhanced Mitigation Experience Toolkit」(EMET)の機能が、Windows 10の標準機能「Windows Defender Exploit Guard」として復活した。
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Windows 10への移行を決めかねている人へ
Exploit Guardはセキュリティ機能群「Windows Defender Advanced Threat Protection」に含まれ、Windows 10の脆弱性を悪用しにくくする。IT管理者が設定するルールとポリシーによって、パッチ未提供の脆弱性を狙ったゼロデイ攻撃を防ぎ、危険なWebサイトやオフィススイート「Microsoft Office」向けの有害なマクロを遮断する。
Windows Defenderセキュリティセンターでもセキュリティ機能を強化した。EMETと同様の方法で、IT管理者がWindowsシステムとアプリケーションの悪用に対処するための設定を管理できる。ランサムウェア対策として、エンドユーザーのコンピュータのデスクトップや「ドキュメント」「ミュージック」「ピクチャ」「ビデオ」フォルダ内のファイルに対して、アクセスや変更をするアプリケーションをIT管理者側で制限できるようにした。無許可のアプリケーションがそうしたファイルにアクセスしようとすると、Windows DefenderセキュリティセンターはIT管理者に警告を送る。
Windows 10の企業向けエディション「Windows 10 Enterprise」と、仮想化機能「Hyper-V」を実行するデバイスのセキュリティも強化した。エンドユーザーがWebブラウザ「Microsoft Edge」を使って、信頼性が確認できていないWebサイトへアクセスすると、専用のセキュリティ機能「Windows Defender Application Guard for Microsoft Edge」が、そのWebサイトを別のWindowsインスタンスで自動的に開く。これによって、たとえマルウェアが含まれていたとしても、エンドユーザーのメモリやストレージ、アプリケーション、クレデンシャル情報(認証のための資格情報)などから切り離すことができる。
機能2:ワンクリックでコミュニケーションできるMy People
Windows 10 Fall Creators Updateでは、エンドユーザー同士のコミュニケーションを簡単にする、My Peopleというアプリケーションが加わった。これを使うと、選択した連絡先を3人までタスクバーにピン留めできる。ただし「メール」「People」「Skype」のいずれかのコミュニケーションツールの連絡先である必要がある。
タスクバーにピン留めした連絡先のアイコンをクリックすると、その連絡先へのメールやビデオチャット、インスタントメッセージを開始する画面が開く。各アイコンにはその連絡先の写真を設定できる。
My Peopleを有効化するには、Peopleを開いてタスクバーの「My People」アイコンをクリックするだけでよい。
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