大抵の人は、外出する際に自宅に鍵を掛ける。さらに慎重を期して、特に高価な貴重品を金庫に隠し、第2の防御層を追加する人もいる。
クライアントOS「Windows 10」が搭載する仮想化ベースのセキュリティ対策の考え方も、それと似ている。IT部門がファイアウォールを設定し、他のセキュリティ対策を講じても、攻撃者はそうした対策をかわしてLAN内に侵入する。IT部門が貴重な会社のデータやエンドユーザーの情報を危険から守るためには、金庫のような防御策が必要になる。
MicrosoftはWindows 10の守りを固めるために、「分離ユーザーモード」(Isolated User Mode)や「資格情報ガード」(Credential Guard)、「デバイスガード」(Device Guard)などの仮想化ベースセキュリティ機能を実装した。IT部門が分離ユーザーモードを使うと、データやプロセスをOSから孤立させ、攻撃者から守るための防御層を追加できる。分離ユーザーモードはデバイスガードおよび資格情報ガードと連携して、データが被害に遭う事態を防ぐ。
AI活用で日本が米国に追い付く――PwC調査
PwC Japanグループが日本で実施した調査の結果から、日本企業によるAI活用が大きく進み、...
SaaS企業の成功メソッド「PLG」を実践するための組織作りとは?
成長を続けるSaaS企業には組織としての共通点がある。それは具体的にどのようなものだろ...
メディア総接触時間、「携帯電話/スマートフォン」が「テレビ」を上回り首位に
博報堂DYメディアパートナーズによる、生活者のメディア接触の現状を捉える年次調査の結...