2018年12月06日 05時00分 公開
特集/連載

データセンターでどう導入するのかストレージ環境を一変させるNVMe、その投資タイミングはいつ?

NVMe(Non-Volatile Memory Express)はSCSIに代わるストレージプロトコルとして、ストレージの応答性向上、遅延解消などが期待できる。ただしデータセンターでNVMeを導入するには綿密な計画が必要だ。

[George Crump,TechTarget]
画像

 NVMeはメモリベースのストレージ専用に設計されたストレージプロトコルだ。フラッシュ技術の潜在能力を最大限に引き出すことを可能にし、ITインフラの在り方を変える可能性を秘めている。この技術をデータセンターに導入し、潜在能力を最大限引き出すのは数年がかりの作業になる。時間はかかっても、1つずつ段階を踏めば、データセンターのパフォーマンスを向上させられる地点まで到達できるだろう。

 NVMeはストレージプロトコルのSCSIに代わる業界標準になる可能性がある。SCSIに比べて利用できるコマンド数がはるかに多い上、コマンドキュー(コマンドの待ち行列)の処理能力も高い。NVMeのメリットの一つは、遅延が短くなることでストレージの応答性が上がることだ。ストレージの相互接続にシリアルインタフェースPCIe(Peripheral Component Interconnect Express)を使用できる点もNVMeのメリットだ。

 NVMeはドライブのインターコネクトとして、またストレージのネットワークプロトコル「NVMe over Fabrics」(NVMe-oF)としても利用できる。ネットワークプロトコルとしては、イーサネットやファイバーチャネル(FC)のネットワークがローカルストレージ並みの速度でデータ転送することを実現する。

 データセンターでNVMeの可能性を最大限生かすには、幾つかのステップを踏まなければならない。

データセンターにNVMeを導入する最初のステップ

ITmedia マーケティング新着記事

news089.jpg

Fringe81田中 弦氏×ヘイ佐俣 奈緒子氏 強い組織はプロダクトマネジメント視点で作る
Web業界で注目される気鋭の起業家2人が、組織や働き方のこれからについて語り合った。

news020.jpg

無料のデジタルコンテンツが有料になったら中高生の8割は「他の無料コンテンツを探す」――MMD研究所調査
MMD研究所とテスティーは共同で、中高生のデジタルコンテンツの利用と消費に関する調査を...

news018.jpg

「辛ラーメン」は「カップヌードル」の2倍超、訪日中国人の食品認知率――ヴァリューズ調べ
ヴァリューズは「中国人の食品ブランド認知・購入状況調査」を実施しました。