AIの本当のすごさ、3つのユースケースから学んだこと事例の力で理解を促進

Gartnerのエリック・ブレゼノー氏によると、ユースケースに関して話をするのは物語を語ることに似ており、企業にとってAIがいかに大切なものであるかを証明する上で鍵になり得るという。

2019年01月10日 05時00分 公開
[Nicole LaskowskiTechTarget]

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 ユースケースは、理屈でなく見て分からせるものだ。機械学習や自然言語処理などの最先端技術においては、AIが実際にどう使用されているかを見ることこそが、AIの生み出し得る価値を実感できる機会となる。

 Gartnerでリサーチディレクターを務めるエリック・ブレゼノー氏は、AIのユースケースは、物語を語るための型のようなものに例る。それは技術の仕組みを説明するのに役立つ。そして、AIについて誇大宣伝ばかり聞かされている人に、AIが本当に価値あるものだと証明する上で役立つというのだ。

 ブレゼノー氏は最近、AIのユースケースに関する専門書を出版した。4部からなるシリーズの最終作だ。同氏は、AIの使用を開始した企業が得られる重要な要素を説明するためにさまざまなAIのユースケースに関して語っている。その中から3つを紹介する。

1. 他業種のAIユースケースからインスピレーションを得る

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