アウトソーシングとは? いまさら聞けない基礎知識

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アウトソーシングの基礎知識 第三者に任せることのメリットは?

 アウトソーシングは、企業が自社の業務やサービスの提供を、他の企業に委託することを指す。(続きはページの末尾にあります)

アウトソーシング関連の用語解説

アウトソーシング契約を見直す際に忘れてはいけない「セキュリティ」要件とは?

テレワークが拡大する中、アウトソーシング先ベンダーとの付き合い方が変わり始めている。変化に追従し、安心してアウトソーシングを継続するためには契約の見直しが必要だ。どう見直せばよいのか。

(2021/6/10)

景気低迷下でのアウトソーシング活用の6つのコツ

出費を抑えながらITサービスプロバイダーを最大限に活用するコツとして、6つのポイントを説明する。

(2008/12/5)

アウトソーシングの意思決定に役立つガイドライン

アウトソーシングには唯一絶対のやり方など存在しないが、合理的な決定を下す助けになるガイドラインを紹介する。

(2008/8/1)

小型データセンターは絶滅危機種?

あるアナリストの予想では、世界のほとんどの企業がデータセンター業務をアウトソーシングする日が来るという。

(2007/9/11)

通信会社との交渉で学んだ教訓

通信契約を交渉し、求めるサービスを最適なコストで手に入れる方法を、契約の作成と交渉の経験をふまえて紹介する。

(2007/3/19)

不可抗力条項でベンダーに逃げ道を作らせない契約書の作り方

不可抗力条項を盾に、ベンダーの災害復旧サービス履行義務が免除されてしまう事態はどうしたら避けられるのか。

(2007/3/13)

オフショア契約はここに注意!

オフショア、アウトソーシングの契約失敗に関する調査を基に、ガートナーのアナリストが契約時の注意点を指摘する。

(2006/7/20)

オフショアリングは大企業の専売特許ではない

適切なパートナーと組めば中堅・中小企業もオフショアリングを活用できる。

(2006/5/18)

アウトソーシング市場の大変動――ベストオブブリード時代を生き抜くCIOの戦略は?

アウトソーシング市場の大変動に備え、CIOは何をすべきだろうか。この変化はチャンスでもあるが、アウトソーシングによって管理業務は増加するということも忘れてはならない。

(2006/2/22)

アウトソーシングできる業務は?

 「アウトソーシング事業者」と呼ばれる企業は、委託元企業が所有する施設や社外施設に、自社のIT人材を手配したり、ユーザー企業のシステムを構築したりする。委託元企業は、さまざまな仕事やサービスをアウトソーシングできる。

 IT分野では、プログラミングやアプリケーション開発に加え、技術サポートなどのサービスもアウトソーシングが可能だ。カスタマーサービスやコールセンター、帳簿管理や給与処理などの経理業務もアウトソーシングの対象になる。業務のアウトソーシングは外注委託と呼ばれることもある。独立系請負業者やフリーランサーの雇用も、アウトソーシングに該当する。

アウトソーシングの仕組み

 ユーザー企業が業務のアウトソーシングを成功させるには、段取りだけではなく、業務提携にも力を入れることが重要だ。サービスの内容を保証するサービスレベル契約(SLA)に過度にこだわるよりも、アウトソーシング事業者との信頼関係を維持することに力を入れた方がよい。アウトソーシングはサービスを契約したら終わりではなく、継続した関係をアウトソーシング事業者と築く必要があることを忘れてはならない。

 契約解除に関する条項にも注意が必要だ。委託元企業とアウトソーシング事業者の双方にとって契約解除が避けられない状況を把握することで、契約期間の満了まで関係者が義務を果たして関係を継続できるようにする。

アウトソーシングを選ぶ理由

 第三者の専門知識や専門技術を活用し、コスト削減や業務効率の向上を実現することが、アウトソーシングの主な目的だ。業務によっては、自社で人材を雇用するよりも適切かつ高速、安価に遂行できることがある。結果として企業は、社内リソースを中核となる事業に集中的に投入し、市場での競争力を高めやすくなる。

 法規制の要件や義務を果たすための手段として、アウトソーシング事業者に業務を委託することがある。イノベーションや業務改革を目的に、プロジェクトの立案やシステム構築をアウトソーシングする企業もゼロではない。