適切なパートナーと組めば中堅・中小企業もオフショアリングを活用できる。
オフショアリングに関するニュースのほとんどは、大規模なIT業務委託契約に焦点を当てている。例えば、ゼネラルモーターズやグローバル銀行のABNアムロは、いずれもアプリケーション開発業務の一部をインドに移すと発表している。こうしたオフショアリング契約の中には、契約金額が10億ドル近いものもある。
だが、オフショアリングは大企業の専売特許ではない。中堅・中小企業もオフショアリングを活用することができる。とはいえ、IT業務を遠い国に移すのは、設計仕様を隣の部署に渡すのとはわけが違う。オフショアリングでは周到な管理が必要になる。
そのため、海外に移したいプロセスや作業の評価を行わなければならない。その作業はどれだけうまく実行されているか。オフショアリングによってどのような改善を目指すのか。こうした点を明確にする必要がある。IT業務に混乱が生じている場合、その解決を期待して海外委託してはならない。それではさらに大きな混乱に見舞われるハメになる。
オフショアリングを成功させるための第1歩は、単なるコスト削減以上の恩恵をもたらしてくれるサービスプロバイダーを選ぶことにある。だが、適切な委託先を見つけるのは大変なことだ。プロバイダーは、何千キロも離れた場所にいながら、あなたの会社の知的財産を扱うことを許される存在だ。あなたの会社の業務はプロバイダーの業務の質に左右されることになる。以下では、プロバイダーを探すにあたって何を求めるべきかを紹介しよう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。
なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...
業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...