MIJSコンソーシアム、「MIJS標準規格」第1弾を発表NEWS

複数アプリケーション間のデータ連携を行うことを目的としたデータ標準規格「MIJS標準規格」を公開。本規格に基づきMIJS参加企業の製品関連携を実現

2008年01月16日 16時49分 公開
[TechTarget]

 国産ソフトウェアベンダー24社によるメイド・イン・ジャパン・ソフトウェア・コンソーシアム(以下、MIJS)は1月16日、「MIJS標準規格」の第1弾を発表し、MIJSのWebサイト上で一般公開を開始した。MIJS標準規格は、複数アプリケーション間のデータ連携を行うことを目的としたデータ標準規格。

 第1弾では、日々の業務で増えてゆくトランザクションデータである「生産依頼データ」「生産実績データ」「仕訳データ」、アプリケーションにあらかじめ登録しておくマスターデータである「社員マスター」「部門マスター」の5つのデータ標準を策定した。本規格に基づいてMIJS参加企業の製品間連携が実現されており、理論だけでなく実践的な規格であることを強調している。

 同コンソーシアムでは、今後もさらなる改良を加えて本規格をバージョンアップするとともに、順次対象範囲を広げて行く計画だ。また、帳票、ログ、分析といった共通インフラ基盤の整備も視野に入れ、MIJS標準規格として提供する予定だという。

関連ホワイトペーパー

SOA | サイボウズ | 基幹システム | システム構築 | 見える化


ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...