複数アプリケーション間のデータ連携を行うことを目的としたデータ標準規格「MIJS標準規格」を公開。本規格に基づきMIJS参加企業の製品関連携を実現
国産ソフトウェアベンダー24社によるメイド・イン・ジャパン・ソフトウェア・コンソーシアム(以下、MIJS)は1月16日、「MIJS標準規格」の第1弾を発表し、MIJSのWebサイト上で一般公開を開始した。MIJS標準規格は、複数アプリケーション間のデータ連携を行うことを目的としたデータ標準規格。
第1弾では、日々の業務で増えてゆくトランザクションデータである「生産依頼データ」「生産実績データ」「仕訳データ」、アプリケーションにあらかじめ登録しておくマスターデータである「社員マスター」「部門マスター」の5つのデータ標準を策定した。本規格に基づいてMIJS参加企業の製品間連携が実現されており、理論だけでなく実践的な規格であることを強調している。
同コンソーシアムでは、今後もさらなる改良を加えて本規格をバージョンアップするとともに、順次対象範囲を広げて行く計画だ。また、帳票、ログ、分析といった共通インフラ基盤の整備も視野に入れ、MIJS標準規格として提供する予定だという。
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