DBの専門知識を持たないユーザーでも直感的なGUIを操作することで、DBに対する検索・分析・可視化を行うことができる。
サムライズとオープンテキストは7月28日、BIソリューション「Open Text Business Intelligence 日本語版」(以下、Open Text BI)を発表した。同社が買収したHummingBirdの「BI-Query 8.5J」を機能拡張し、Open Textブランドに統一して販売する。2009年9月1日より出荷を開始する。
Open Text BIは、カナダのOpen Textが開発したBIツール。企業内に存在するデータベース(DB)に蓄積されるデータに対し直感的な操作が可能なGUIを提供することで、エンドユーザーが情報を活用しやすくする。同社によると、DBの専門知識を持たないユーザーでもDBに対して自由に検索・分析・可視化を行うことができるという。また、管理者がユーザーごとにアクセス制限を掛けることにより、情報漏えいのリスクを軽減することもできる。
Open Text BIでは、DBへの問い合わせ処理を「データモデル」という形で提供する。データモデルはDBのテーブル構造を意識することなく、、SQL文の記述が不要で、カラム名の変更や複数の表データの結合処理などの設定をマウス操作のみで行うことができる。ODBC接続可能なDBであれば、複数のDBを接続した問い合わせ処理も可能。
Open Text BIの販売価格は、管理者用ライセンス「Administrator」が29万9000円、利用者用ライセンス「Update」が11万円(いずれも税別)から。オープンテキストの統合ECM(エンタープライズコンテンツ管理)ソリューションのモジュールの1つとして提供される。販売は国内で独占販売権を持つサムライズが行う。同社は、初年度で新規1000クライアントの獲得を目指すとしている。
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