経済産業省が推進するITサービス「J-SaaS」上で「Dr.Sum EA(集計SaaS)」を提供。初期費用や管理負担の軽減により、中小企業のデータ活用環境整備を支援する。
ウイングアーク テクノロジーズは3月24日、SaaS(Software as a Service)型データ分析ツール「Dr.Sum EA(集計SaaS)」を発表した。中小企業を対象に経済産業省が推進するITサービス「J-SaaS(※)」上で、2009年3月末よりサービス提供を開始する。
(※)経済産業省が中小企業を対象に推進しているITのワンストップサービス。中小企業のIT活用促進による経営力・生産性向上を目指すため、経営分析処理や財務会計処理、給与計算処理、税務申告処理、グループウェアなどのアプリケーションサービスをインターネット経由で提供するSaaS活用型のサービス基盤を開発し、サービス全体をJ-SaaSと名付けた。
Dr.Sum EA(集計SaaS)は、これまで同社がソフトウェア提供してきたデータ分析ツール「Dr.Sum EA」の機能をSaaS上でサービス展開するもの。現場担当者から経営者層に至るまで、さまざまな利用者のニーズに合わせたデータ集計分析の環境を提供する。データベースに蓄積されるデータを利用して、事業の収益性や販売実績の管理などをグラフや集計表形式で可視化することで、自由かつ高速なデータ集計・分析が可能だ。SaaS型での提供で初期投資や管理負担を軽減することで、中小企業における業務改善を支援する。
価格は初期費用が3万円、月額費用が1ユーザー3000円から。同社は、今後はJ-SaaS以外のさまざまなSaaSプラットフォーム上でもDr.Sum EA(集計SaaS)のサービス展開を図る予定だ。
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