2010年は各社からDLPの新製品が市場投入された。実用性を高め、現実的なソリューションとして定着しつつあるDLPについて、現時点での状況を概観し、整理しておこう。
DLP(Data Loss Prevention)とは、重要情報の漏えいを防ぐためのセキュリティソフトウェアだ。日本国内では、個人情報保護法の制定や相次ぐ個人情報漏えい事件などを背景に、2008年に一度注目が高まった。その後沈静化し、ほとんど話題に登らなくなったという経緯がある。しかし、ここにきて再び各社から新製品、新バージョンの投入が相次ぎ、いわば仕切り直しとでもいえそうな状況になっている。
情報漏えいを防ぐといっても、実際にはさまざまな手法が混在している。そこで、まずは既存のDLP製品の大まかな分類から紹介していこう。
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